はじめに
日々の業務や日常生活で、長い文章を短くまとめたい場面はありませんか?
例えば、会議の議事録から重要なアクションだけを抽出したり、調査レポートの要点を簡潔にまとめたりしたいこともあると思います。
この記事では、AWSが提供する生成AIサービス「Amazon Bedrock」を活用して、文章を効率的に要約する方法をご紹介します。
具体的には、Bedrockのプロンプト機能を利用して、入力内容に応じた適切な出力をする設定を行い、markdown形式の文章の概要を自動生成する方法について紹介します。
文章の要約にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください!
実行イメージ
実行イメージは以下の通りです。
料金
料金については通常利用(オンデマンド)の場合、利用した分だけ料金が発生します。
詳細の料金形態や各モデルの利用料については以下のリンクを参考にしてください。
事前準備
利用したいモデルが有効化されていない場合は有効化をしてください。
モデルの有効化は以下を参考にしてください。
Amazon Bedrockの基盤モデルを有効化して使ってみる
今回はAnthropicのClaude 3.5 Sonnetを使っていきます。
設定手順
プロンプト管理でプロンプトを作成し、入力した内容をまとめるシステム命令文を設定します。
以下で詳細の手順について説明します。
1. Amazon Bedrockサービスへアクセス
AWS管理コンソール上部のサービス検索欄で「Bedrock」と入力し、「Amazon Bedrock」を選択します。
2. プロンプト管理を開く
左のメニューにあるオーケストレーション>プロンプト管理を選択します。
3. プロンプトの作成
プロンプト管理の画面が表示されます。プロンプト作成を選択します。
プロンプトの作成画面が表示されます。名前と説明を入力して作成を選択してください。
4. プロンプトビルダーの設定
プロンプトを作成するとプロンプトビルダーの画面が表示されます。モデルを選択を選択してください。
利用したいモデルを選択してください。今回はAnthropicのClaude 3.5 Sonnetを選択して適用を選択します。
選択したモデルが選ばれていることを確認します。
システム命令を設定します。システム命令は事前にモデルに指示できる文章です。今回はブログの記事を紹介する、音声用の文章を生成してもらうため、以下で指定しています。出力形式もjsonやxmlを指定することができます。
あなたはAWSの初心者にわかりやすく文章説明ができるスペシャリストです。
ブログの記事の内容をインプットとし、アウトプットは記事の紹介文章です。
アウトプットの紹介文はAmazon Pollyを使って音声に変換します。
音声は30秒以内になるように文章量を調整してください。
出力形式は以下の形式にしてください。
{
"body": "【出力文】"
}
ユーザーメッセージは入力内容(topic)を要約するように埋め込みを行っています。
以下の文章を要約してください。
{{topic}}.
動作確認
以下の記事を要約してもらいました。
Amazon Bedrockの基盤モデルを有効化して使ってみる
プロンプトビルダーの画面の下側にあるテスト変数のtopic変数の値を入力します。
以下が出力されました。
{
"body": "AWSの生成AIサービス「Amazon Bedrock」の基盤モデル有効化手順を解説します。Bedrockは、事前学習済みの大規模AIモデルを簡単に利用できる環境を提供します。この記事では、Claude 3.5 Haikuモデルを有効化し、実際に使用する方法を画面画像付きで丁寧に説明しています。AWSでの生成AI活用を始めるための初期設定と簡単な動作確認方法がわかります。AI機能をAWSの他のサービスに組み込みたい方にもおすすめの内容です。"
}
いい感じに紹介文を要約して生成してくれていますね!
参考
動作確認まで終わったら、他サービスで使うためにバージョンを作成しておきましょう。
まとめ
Amazon Bedrockを使って長い文章を短くまとめる方法を紹介しました。
プロンプトで設定したシステム命令をうまく設定することで文章を要約することができました。
本記事の内容を応用することで、以下のシーンで活用することができます。
- 会議の議事録からアクション事項をまとめる
- 文章ファイルからFAQを生成する
- 掲示板などの投稿内容のチェックして規約違反の投稿を自動削除
ぜひ活用してみてください!
AmazonのAIについて詳しく学びたい方は以下の書籍がおすすめです。
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